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③IPアドレス

パソコン画像

IPアドレスはインターネット上の住所

IPV4(アイピーブイフォー)という仕組み(プロトコル)で動いています。

 

インターネット

インターネットは、世界中のコンピュータを繋ぐネットワークです。一般への普及は1990年頃、始まりはさらにその昔、軍事目的からでした。世界中のコンピュータが問題なく通信を行うために必要な住所、それがIPアドレスです。同じ住所が二つあると間違えて郵便が届いてしまうように、IPアドレスは全世界に一つだけの固有のものとなります。現在IPアドレスはIPv4という仕組みで動いており、アドレスの総数は約43憶個(2進数で32桁=2の32乗個)となります。非常に大きな数に思えますが世界の人口が70億人を超える今、1人に1個もアドレスが割り当てられない計算になります。

動的IPアドレス

こういった状況もあり、IPアドレスは一つ一つのコンピュータに半永久的に割り当てられるものではなく、インターネットに接続するたびに動的に変化していく仕組みとなっています。インターネットに接続する都度プロバイダーからルーターにIPアドレスが付与される仕組みです。ルーターを再起動しなければ滅多にIPアドレスが変わることはないのですが、本社と支店間でネットワークを組むVPNなどを構築する場合、時々でもIPアドレスが変わってしまうのでは通信がうまくいきません。そのため、有料になりますがプロバイダーに固定IPのプランを申し込む必要が生じます。

ルーター

ルーターはネットワークの入口、ホテルに例えるとフロントの役割をします。ルーターにはLANケーブルの差込口が二つ以上あり、光回線などモデムから来たケーブルをWANに差し込み、LANからパソコンに接続します。プロバイダから付与されるIPアドレスはWAN側のアドレスとなり、LAN側のアドレスは 192.168.1.1 等となります。ルーターのLAN側アドレスが 192.168.1.1 の場合LANに接続されるパソコンは 192.168.1.2から自動的にアドレスが割り振られていきます。わかりにくくなってきましたね(笑)

グローバルIPアドレス

プロバイダから付与されるIPアドレスの事をグローバルIPアドレス、LAN側のアドレスの事をプライベートIPアドレスと呼びます。グローバルアドレスは世界に一つだけの固有の物、プロバイダーから付与されるものですが、プライベートアドレスはルーターで変更が可能です。購入時の多くは 192.168.1.1 または 192.168.0.1 がルーターのLAN側アドレスとなっています。
さきほどルーターは「ホテルのフロント」と説明しましたが、グローバルアドレスはホテルの住所、プライベートアドレスはルームナンバーと理解するとわかりやすいかもしれません。
フロントは100番、ルーム番号は101~150といった感じです。

DHCP

ルーターにはDHCPという機能があり、あらかじめルーター内に設定したアドレス(192.168.1.2)から設定した台数まで、自動的にパソコンにアドレスを割り当てます。ネットワーク(LAN)の中には、毎回アドレスが変わってはいけない機器があり、それらの機器(プリンター・複合機・サーバーなど)は、その割り当て範囲以外のアドレスをあらかじめ機器側に設定しておきます。またわかりにくくなってきましたね(笑)
ホテルのフロントの話に置き換えると、通常客は自動的に101号室、102号室、103号室と案内しますが、特定のお客様は常に150号室といった感じです。

WAN

WANはワイドエリアネットワーク、つまりインターネットのこと。LANはローカルエリアネットワーク、社内ネットワークのことです。先ほどLAN側の固定IPのお話しをしましたが、前述のプロバイダーから付与されるグローバルアドレスを固定するお話しと混同しないようにしましょう。本社と支店を繋ぐVPNを利用するためにプロバイダーに申し込む固定IPのプランはインターネット上(WAN側)のアドレスを固定するもの、社内のネットワーク上でプリンターやサーバーのアドレスを固定するのはLAN側のお話です。

固定IPサービス

固定IPサービスの利用料金は様々です。プロバイダ業界大手OCNの固定IPアドレスサービス『OCN光フレッツIP1』は、NTT西日本のファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼用で、月額9,800円(税別)です。
ここで言う固定IPとは、もちろんWAN側、グローバルIPアドレスを固定するという意味です。